本日、診療予約システムの紹介サイト経由で、お問い合わせをいただいた東京都千代田区内にある消化器内科のS先生の元へ訪問してきました。
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ニーズ:
内視鏡検査の予約と一般診療の予約を管理したい
規模:
1診、診察室×2、処置室×1、レントゲン室×1
患者数:
内視鏡検査→1時間に3名~4名
一般診療→1時間に10名~
予約パターン:
日時時間帯毎に、受信可能なメニューを制限する
時間指定予約方式
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S先生:「診療予約システムの必要性は良くわかるが、患者&スタッフの操作が大変だと困る。特に、初めて利用する新患が、携帯から予約する際に”初回患者登録”があると、煩わしい。折角のサービスを利用していただけないのでは?」
実はこういった意見が多く、ドクターの多くは 「新患が嫌がってネットからの予約をしてくれないのではないか?」 と心配されます。S先生は、会員登録なし、予約の都度カルテ番号と名前を入力してもらう予約システムを希望されていました。もし、S先生の要求を満たすシステムを選択すると、2つの大きなボトルネックが生じ、この問題を解決しなければなりません。
①予約取得時に毎回患者様に名前と、カルテ番号を入力してもらう必要がある。
②カルテ番号が正しいかどうかの確認作業がクリニック側に生じる。
一方、”会員登録”してから予約するタイプのシステムの場合、こういったメリットが生じます。
①自動ログインによる、再審患者の入力の手間を最小化できる。
②正しいカルテ番号で運用でき、電カル連動を視野にいれたときにスムースに運用可能となる。
新患の初回患者登録作業を最小化してあげるか?
再審患者の利便性を優先するか?
この関係性はトレードオフですが、結局はそのクリニックが運用上のどの部分にフォーカスを当てて問題点を解決したいか? によってシステムの選び方は大きく変わってきます。
予約の度に、患者様が「カルテ番号と名前」を入力するシステムの場合、一見とてもライトで簡単そうです。しかし、”いたずら予約のリスク”や”確認作業が増える” ことを考えると、メディカルフォレストでは患者さま一人一人の情報を正しく管理する(管理工数は最小限に抑える)方式で「診療予約システム」を開発しております。
S先生には、当社の開発コンセプトをご理解いただき早速ご利用いただくこととなりました。今後とも長いお付き合い、よろしくお願いいたします。