今日は産婦人科さんの運用設計をしています。
婦人科外来、産科外来、不妊外来とそれぞれ所要時間は異なりますし、診察なのか、定期処方なのか、妊婦検診なのか、スクリーニングエコーなのか、不妊治療のどの段階なのか、ワクチンなのか、ホルモン注射なのか、月経移動なのか、、、、患者さんの受診目的は多岐にわたります。
時間帯予約制を設計するとき、私は可能な限り診療メニュー数を減らしてシンプルな運用にすることを心がけています。
設計中のこちらの産婦人科さんは、不妊治療と妊婦健診の両方に力を入れていらっしゃる一方、短時間で終わる婦人科の症例もそこそこ多いため、時間のかかる症例と、短時間で終わってしまう症例もあったりすので、かかる時間のコトンラストが高めです。
それでも、全体の進行が予約時間帯通りにちゃんと機能するように設定値を決めるのですが、ここが導入担当の腕の見せ所となります。
患者さんからの予約制に対する信頼が厚い時間帯予約制のクリニックでは、予約比率が高くなり、自然とWEB予約利用率が高まります。70歳以上の8割がWEB予約というクリニックも少なくなく、上手に導入すれば受付業務の省力化にも貢献します。
産婦人科は基本的に事前予約比率が結構高くなりますので、来院タイミングの平準化状態へ持っていきやすく「時間帯予約制」が特におすすめです。
予約システムでお悩みの方はぜひご相談ください。